拉致グループ指導者逮捕
[ 316字|2013.7.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方の国家警察サンボアンガ半島地域本部は3日、身代金目的で拉致事件を繰り返して来た犯罪グループの男性指導者(41)をサンボアンガシブガイ州の港町パヤオで逮捕した。男性には、2010年11月に同州で起きた拉致事件の容疑者として、逮捕状が出ていた。
サンボアンガ半島地域では、ここ数カ月、身代金目当ての拉致事件が続発しており、国警地域本部は拉致グループの摘発作戦を強化していた。6月には別の拉致犯行集団の男性指導者を逮捕した。
パヤオ町は長年、武装集団の潜伏場所となっており、拉致犯は中国人やオーストラリア人を含む被害者をいったん同町に連行した後、バシラン、スルー両州の島々へ移送してきた。(5日、ビジネスワールド)