ウミガメ保護を訴え
[ 312字|2013.4.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
環境天然資源省のモンテホ・セブ州駐在代表はこのほど、セブ市パシルの街頭で絶滅危惧種のウミガメ(パウィカン)料理を売る行商人に対し、貴重な海洋生物を保護するため、販売をやめるよう協力を求めた。ウミガメの煮込み料理は、強精効果があるとして珍重され、とりわけパシル地区で売られている。
モンテホ代表は行商人らに「我々はウミガメ料理の行商人を脅しに来たわけではない。絶滅危惧種の保護に協力してほしいだけだ」と訴えた。同代表によると、ウミガメの捕獲、販売は2001年に制定された野生生物保護法(共和国法第9174号)に違反する。
同代表は今後、ウミガメ密漁自体の取り締まりも強化する方針を明らかにした。(23日、ブレティン)