禁煙強化条例を施行へ
[ 320字|2013.4.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方のダバオ市で5月31日に禁煙強化条例が施行されるのを控え、市当局が特別作業班を設置し、新条例の周知運動を開始した。ビリャレイス作業班長によると、新条例は2002年に施行された禁煙条例を大幅に強化する内容となっている。
新条例では、市内の全ての施設で喫煙が禁止される。屋外での喫煙も「たばこは健康に有害」との警告文が掲示された場所に限定される。新条例はまた、電子たばこや水たばこにも適用される。
違反者への罰則も旧条例から大幅に強化され、初回の違反は罰金千ペソ、2回目は同2500ペソ、3回目以降は5千ペソを科される。ダバオ市では過去10年間で、約1万1千人が禁煙条例違反で摘発されている。(22日、ビジネスワールド)