ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2013.4.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
横行するスキミング犯罪
ビサヤ地方セブ州で、スキミングによるカード犯罪が横行している。「セブ銀行クラブ」が利用客に注意を呼び掛けている。
犯行の手口はまず、現金自動預払機(ATM)に機器を仕込んで、利用客のカード情報を盗む。その一方で、設置したマイクロカメラによって暗証番号を知るという。盗んだ個人情報によって作られた偽造カードによる被害もある。昨年9月には、セブ市内でスキミング機器が仕込まれたATM1台が発見された。
セブ銀行クラブは、見かけは普通だが、機械に不審な点があるATMの利用を避けるよう注意している。銀行から離れ、警備員がいないATMが狙われやすいため、銀行が近くにあり、警備がしっかりしたATMを選ぶべきだという。(17日、ブレティン)