ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2013.4.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マクタンの戦いを祝日に
ソット3世上院議員は18日、「マクタンの戦いの日」を国民の祝日とする法案を議会に再提出する意向を表明した。同議員は以前にも、同様の法案を提出しており、今回は成立を期したいという。
「マクタンの戦い」は1521年4月27日。スペイン国王に支援を受けたポルトガル人航海者のフェルディナンド・マゼランが現在のビサヤ地方セブ州のマクタン島に漂着し、島の部族長ラプラプが率いる軍勢と戦いになった。マゼランは戦死し、世界一周航海の夢を果たせなかった。
祖父のソット元上院議員の生誕136周年を機会にマクタン島を訪問した同3世は「マクタンの戦いはフィリピン人が外敵に勝利した最初で最後の戦いなのに、その重要性が軽視されている」と述べた。(19日、ブレティン)