ごみのポイ捨てだめ
[ 321字|2013.4.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
フィリピン最高峰のアポ山が登山シーズンを迎えたが、地元のキダパワン市観光事務所は登山者にごみを「ポイ捨て」しないよう警告している。ごみを山中に放置して下山した場合、2006年に制定された登山条例に基づき2千ペソの罰金を科すという。
市当局は25日、4月7日までの予定で「ごみゼロ」キャンペーンを始めた。登山ラッシュは聖週間最終日の31日まで続く見通し。登山者は携行品の登録やごみの持ち帰りを要請されている。
近年、アポ山は登山者のごみ捨て場と化した。生ごみだけでなくペットボトル、くつ・スリッパ類、衣類に至るまで、頂上からベルナド湖キダパワン側登山道にかけて数トンのごみがこの期間中に放棄され、後始末が大変という。(26日・スター)