電力不足解消に奥の手
[ 331字|2013.4.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ペティリア・エネルギー長官はこのほど、一部地域で計画停電が実施されているミンダナオ地方の電力不足解消手段として、モジュラー式発電セットの配備を考慮していると明らかにした。近く大統領に計画案を提出するという。
問題はコストが高くなること。同発電によると、1キロワット時当たり18ペソ増にもなるという。同地方では協同組合方式の配電網地域ですでに1日8時間の計画停電が実施されている。同長官はまた、5月の統一選投票日に電力不足から発生が懸念されている開票の遅れに対しても、有力な解決策になろうと述べた。
コスト高について、同長官は「1キロワット時当たり17〜18ペソの追加徴収が必要になるが、利用者の負担軽減の方策を検討中」としている。(25日・ブレティン)