ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2013.3.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
NPAが犯行認める
ミンダナオ地方コンポステラバレー州で非番の警官が武装集団に拉致される事件が起きたが、フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)が犯行を認める声明を出した。事件は18日午前6時ごろ、同州ナブントゥラン町アニスラガンの路上で、同僚とオートバイで通りかかったナブントゥラン署の上級巡査が迷彩服を着用した武装集団と遭遇。武器携帯証の提示を求めたところ、突然、拳銃を奪われ拉致された。武装集団は車で逃走、陸軍第66歩兵大隊の兵士らが追跡したが、地雷に阻まれたという。
NPAミンダナオ作戦部隊が20日、声明を発表して巡査を監禁している事実を認めた。上級巡査の家族や親戚は即時解放を求めて町当局や有力者などに仲介を要請している。(21日・スター)