ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2013.3.25|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
救援資金はどこへ
マセダ元上院議員とマグサイサイ下院議員は19日、コンポステラバレー州での選挙集会を前に、台風パブロによる被災者への支援金がどこへ使われたのか、ソリマン社会福祉開発長官は議会の調査に応じるべきだ、と語った。
同州は昨年末、台風パブロの襲来で甚大な被害を受け多数の死者、行方不明者を出した。上院選候補のマセダ氏らはダバオ市で記者団に対し、「外国からの数十億ペソの義援金が被災地に届いていない」と憤慨。「長官は3月末までに援助を届けると約束したが、2月初めには資金枯渇状態になったという」とぶちまけた。
同長官の説明責任を追及するマセダ氏に統一民族主義者連合(UNA)のビナイ、ズビリ両上院選候補も同調している。(20日・ブレティン)