マレーシア軍が到着
[ 320字|2013.3.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオの国際停戦監視団(IMT)に参加するマレーシア軍部隊がこのほど、ミンダナオ地方の任地に到着した。マレーシア・サバ州でフィリピン人集団の掃討作戦が続く中での新たな動き。部隊を率いるマレーシア軍のファルジ少将は、サバ州問題とミンダナオ和平を切り離すべきだとの考えを示した。
フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)の停戦合意を受けて、国際停戦監視団は2004年9月、活動を開始した。10年に新設された開発部門には、国際協力機構(JICA)を中心に日本も参加している。
停戦監視団はミンダナオ地方に、少なくとも5カ所の活動拠点を持つが、軍人要員の構成を見ると、マレーシア軍が最多の19人。(15日・ビジネスワールド)