バイオマス発電所を建設
[ 326字|2013.3.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方西ネグロス州のサンカルロス市で、サンカルロス・バイオパワー社(SCBP)が総額30億ペソを投じて、サトウキビなど生物資源を利用した18メガワット規模の「バイオマス発電所」を建設する。投資家の出資が完了したのを受けて、直ちに整地作業に入り、5月に着工、来年末までの完成を目指す。
SCBP社のサバレタ・シニア会長によると、建設予定地は製糖・エタノール工場に隣接し、発電所の建設中は約千人、2015年に発電所が稼働すると、400人近くの雇用が確保される見通し。
サバレタ会長は東、西両ネグロス州で「今後、バイオマス発電所を2、3基建設する計画だ」と述べた。廃棄農産物も利用し、農家の所得増にもつながるという。(11日・インクワイアラー)