繁殖活動を生中継
[ 309字|2013.3.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市で、国鳥フィリピンワシの保護と繁殖に取り組んでいるフィリピンワシ研究所は近く、国鳥の繁殖活動をインターネットで生中継する計画だ。研究所を運営するフィリピンワシ財団と米アイオワ州にある民間団体「猛禽類プロジェクト」の共同事業。
ウエブサイト運営会社「UストリームTV」が映像を制作し、携帯電話大手「グローブ」がインターネット接続を支援する。
フィリピンワシの確認生息数は、全土で千羽足らずまで減少し、絶滅危惧種となっており、その保護と繁殖が緊急の課題になっている。
フィリピンワシ財団は、インターネット中継を通じて、国鳥とその保護、増殖の必要性を訴えたい、としている。(2日・スター)