州政府が血液銀行
[ 312字|2013.3.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方西ネグロス州政府は工費約2400万ペソをかけて、州立の血液銀行を建設することになり、起工式がこのほど、バコロド市内で行われた。
州政府が独自の血液銀行を持つのは、ミンダナオ地方北ダバオ州に次いで、全国で2番目。バコロド市内にある総合病院の血液センターを補完する機能を果たす。
西ネグロス州では献血活動が盛んで、厚生省によると、全人口の1%を上回る住民が献血する全国3州の一つで、昨年、国から表彰された。昨年の献血は3万3896単位に上り、その大半が病気やケガの治療の際、利用された。
マラニョン・ジュニア州知事は「血液銀行の建設で、献血がさらに増えるだろう」と述べた。(2月28日・ビジネスワールド)