ガラス博物館オープン
[ 314字|2013.2.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方西ネグロス州の州都バコロド市でこのほど、年代物のガラス製品や工芸品2千点余りを展示する本格的なガラス博物館がオープンした。この種の博物館は、フィリピンで初めて。
地元出身で、米ロサンゼルス市ビバリーヒルズで生花店を経営する傍ら、著名人を相手にフラワー・デザインを手がけてきたクラリダド・カシアーノさんが20年間にわたり収集したガラス食器やランプなどの工芸品を持ち帰り、開館にこぎ着けた。米国で1904年〜40年に作られた「デプレッション・グラス」と呼ばれる色彩ガラスの逸品も鑑賞できる。
建物は2階建て。博物館の前庭には、人工の小滝と鳥寄せ場を設け、小鳥のさえずりも同時に楽しめる。(2日・インクワイアラー)