鉱山の操業停止求める
[ 310字|2013.2.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南スリガオ州5町の住民がこのほど、アキノ大統領に対し、州内全域で鉱山操業の即時、全面停止を宣言するよう求める書簡を送った。カラスカル、カンティラン、マドリード、カルメン、ラヌサ5町の住民たちで、カトリック教会の支援を受けながら、推定6千人の賛成署名を集めた。
大統領宛ての書簡は「2011年の台風センドン、昨年の台風パブロをみても、鉱山と違法伐採による森林破壊をやめさせなければ、人命と財産が危険にさらされるのは不可避だ」と述べ、科学的な環境調査の実施も求めた。
政府の危険地域調査によると、現状が放置されると、南スリガオ州住民の90%が洪水被害に遭う恐れがある。(1月28日・ビジネスワールド)