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1月21日のまにら新聞から

人工繁殖ワシ21歳に

[ 322字|2013.1.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 ミンダナオ地方ダバオ市のマラゴス・ワシ・センターでこのほど、人工繁殖ワシ第1号のフィリピンワシ「パグアサ(希望)」が21歳の誕生日を迎えた。パグアサはフィリピンワシ財団(PEF)が運営する同センターで1992年に人工授精で生まれたオスで、野生生物保護の象徴として、人気者になった。

 フィリピンワシは、世界で最も大型で、力強いワシの一種として知られ、国鳥に指定されている。しかし、国内で生息する数は1千羽以下の絶滅危惧種。その保護のため、ワシ財団が人工繁殖を手がけ、「パグアサ」に続き同センターで23羽が誕生した。

 ワシ・センターはすでに「パグアサ」の生殖能力を確認しており、今後、その精子を使って二世の誕生を目指す。(16日・スター)

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