JIテロを警戒
[ 317字|2012.12.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南ラナオ州マラウイ市で起きた国軍との交戦から、東南アジアのイスラム系テロ組織、ジェマ・イスラミヤ(JI)が潜伏している事実が判明、国家警察北部ミンダナオ地域本部はミンダナオ地方北部5州で警戒態勢を強化した。
11月22日に国軍がマラウイ市で武装勢力と交戦した際、死亡した1人はインドネシア人のJI構成員だった。一緒にいた7人が逃走しており、警察当局はJIがミンダナオ地方で、テロを起こす恐れがあるとして警戒を強めた。
JIはインドネシアに本部を置き、シンガポールとマレーシアに資金拠点を配し、ミンダナオ地方は活動拠点となっているもよう。警戒の手薄な海岸線からボートで自由に入国している。(11月26日・スター)