香り米を輸出へ
[ 314字|2012.12.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
農務省はビサヤ地方イロイロ州で生産する香り米(バスマティ米)を中東地域に輸出する計画を進めている。アルカラ農務長官自ら、近く香り米の商品見本を携えて、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問する。今年になって、フィリピンがクウェート、カタール両国と農水産品輸出の新規契約を結んだのを機に、香り米の試験生産を始めた。
アルカラ長官によると、ルソン地方ビコール地域、ヌエバエシハ州などでも香り米を生産しているが、イロイロ州産米が「最も良質」だという。中東地域では香り米の需要が伸びており、今後、輸出拡大が期待できる。
長粒の香り米は割高で、イロイロ州内の食料雑貨店では1キロ、160ペソで売られている。(11月28日、ブレティン)