ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 329字|2012.11.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コメ増産へ共同研究
幅広い農業研究で知られるビサヤ地方レイテ州のバイバイ市にあるビサヤ国立大学(VSU)はこのほど、フィリピン・コメ研究所との間で、コメ増産に向けた共同研究プロジェクトを開始することで合意した。
バクスモVSU学長によると、共同プロジェクトではコメ研究所の財政支援を受けて、学部学生や大学院生が同研究所でコメの品種改良など実地研究をする。学長は「プロジェクトを通じて、フィリピン政府が目指すコメの自給達成を支援し、農業技術の競争力強化を目指す」と述べた。
コメ研究所によると、2011年のコメ自給率は92%で、需要の8%に相当する80万〜90万トンを輸入に頼っており、政府は13年末までに自給を実現したい、としている。 (20日・ビジネスワールド)