ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2012.11.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スルーで巨大ワニ捕獲
ミンダナオ地方のスルー州当局はインダナン町で住民が捕獲した体長約4メートルの巨大ワニを地域観光の目玉として飼育したい意向を表明した。タン知事は20日、アニロ環境天然資源省地域事務所長と会談、ワニの取り扱いを協議した。知事は「当地で飼育し、必要なえさなどの費用は州政府で賄いたい」と述べた。
インダナン町ブアンサの住民が18日未明、川でえさを漁る2匹のワニを発見、1匹を網とロープで生け捕りにした。アニロ所長も「地元で育ったが、こんな大きなワニは、見たという話を聞いたこともないし、まして捕らえるとは」と、感想を漏らした。
捕獲されたワニをひと目見ようと地元住民が詰めかけ、周辺は早くも公園のようになっている。(21日・ブレティン)