90日間の禁漁始まる
[ 299字|2012.11.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方の西部海域で15日から、漁業資源を保護するため、イワシとサバの禁漁が始まった。禁漁の開始に当たり、ビサヤ地方の漁業水産資源局は、捕獲を禁止する具体的な魚種を公表した。禁漁期間は90日間続く。
この長期禁漁に関連して漁業水産資源局は「90日間の禁漁で、漁業資源は十分回復する」と述べた。また「ビサヤ地方で鮮魚の供給が不足する事態は起きない」と強調し、住民に平静を呼び掛けた。一部住民から鮮魚の品不足を心配する声が寄せられていた。
同局は禁漁開始の当日、少なくとも監視船6隻を洋上に出し、密漁の監視と禁漁違反者の拘束に当たった。禁漁期間中、取り締まりを続ける。(16日、ブレティン)