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11月19日のまにら新聞から

不発弾処理を支援

[ 319字|2012.11.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 欧州連合(EU)のレドゥー駐フィリピン大使は15日、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)による和平枠組み合意を受けて、スイスの民間団体「地雷行動財団」が近く、ミンダナオ地方の不発弾処理を開始することになったと発表した。ミンダナオ地方では、多くの住民が不発弾に触れて死傷しており、農民80万人が耕作できない状態になっている。

 レドゥー大使によると、処理費70万ドルはEUが負担する。武装勢力約1万2千人を擁するMILFとスイスの財団はすでに、不発弾処理の合意文書に署名した。対象農地は推定45万ヘクタール。

 武力紛争が続いたミンダナオ地方では1970年代以降、推定15万人が犠牲になった。(16日、インクワイアラー)

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