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　ミンダナオ地方サンボアンガ市議会は観光振興策の一環として、地元のケーブルテレビ、ラジオ、新聞の協力を得て「エコツアーの手引き」を流し始めた。記者出身のバレスコ・ジュニア議員の発案で、市内の滝や洞窟、トレッキングコースなどエコツアー対象地点を網羅的に紹介しており、内外の観光客誘致につながると期待されている。

　バレスコ議員によると、サンボアンガ市の観光客誘致の妨げになっているのは、紛争地域といった「悪いイメージ」であり、メディアを通じて、市の魅力を積極的に発信していく必要があるという。

　バレスコ議員は自ら、インターネットを利用して市の観光スポットを紹介する一方、サンボアンガ・メガネザルの保護活動をしている。（２日、ブレティン）