ダバオ副市長が懸賞金
[ 329字|2012.10.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市のドゥテルテ副市長は25日、同地方各地で犯行を繰り返している車窃盗団の頭目ライヤン・ユーを逮捕、あるいは殺害した場合、最高500万ペソの懸賞金を出すと発表した。ユーを生きたまま捕捉した場合は200万ペソ、殺したら400万ペソ、殺して首を差し出した場合は500万ペソを自ら、与えるという。
副市長の息子パオロさんが窃盗団と関係あるのではないか、とダバオ市当局が副市長に問い合わせ、これに激怒して、懸賞金を出すことにしたらしい。同市バランガイ議長協会会長のパオロさんは窃盗団との関係を否定している。
ドゥテルテ副議長は市長時代、犯罪者を無差別に殺害する暗殺団を支援したとして、人権団体から批判を浴びた。(26日、インクワイアラー)