正直なジプニー運転手
[ 315字|2012.10.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方イロイロ州オトン町で25日午後、地元テレビ局のオルペサ記者が現金6900ペソ、身分証明書、キャッシュカードの入った財布をジプニーの中で落とし、そのまま降りた。
財布を見つけたジプニー運転手のプロロゴさんは直ちに所属事務所に届けた。事務所から連絡を受け、オルペサ記者は財布を返してもらった。
同記者は財布は絶対、戻って来ないと思っていたようだ。そして「プロロゴさんは本当に正直者。感謝している」と述べ、お礼に現金500ペソを手渡した。プロロゴさんの正直な行為は、初めてではない。
所属事務所の話によると、過去にも、自ら運転するジプニー内で見つけた宝石やドル紙幣まで、持ち主に返している。(26日、ブレティン)