ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2012.9.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
被害者補償を早く
ミンダナオ地方ダバオ市パキバト地区でフィエスタ会場に手投げ弾が投げ込まれた事件で、フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の地元部隊が非を認め、謝罪、組織内で処罰するとともに被害者補償もすると言明した。これに対し、ドゥテルテ副市長は「間違った作戦を実行した隊員にどのような処分が下されたのか明らかにすべきだ」と公表を求めた。16日に地元テレビ番組で発言した。
事件は1日夜、同地区ファティマの体育施設で開かれていたフィエスタ会場に手投げ弾が投げ込まれ、サーカスを見ていた市民48人が負傷した。副市長は処分公開を求めるとともに補償金支払いは、被害者や家族の苦痛を軽減するためにも「速やかに実施されるべきだ」と強調した。(17日・インクワイアラー)