ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2012.9.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
子どもは3人まで
ダバオ市のドゥテルテ副市長は、24日に同市で行われた集団結婚式で、新しく誕生した51組のカップルに対し家族計画の重要さを説き、子どもは3人までにするよう呼び掛けた。「自分たちの限界を考えて、3人目が出来たらもう子作りはやめなさい」と、避妊具などの使用を勧告した。
カトリック教会は現在、上下両院で審議中の人口抑制法案が生命や家庭の倫理に反するとして猛反対している。しかし、副市長は「人口抑制法案の支持者たちは、同法案が国家規模で人口抑制に、個人にとって生活の質向上に役立つと主張している」と紹介。副市長自身も同法案に賛成の立場を表明。「避妊用具を買う金がなければいつでも私が買ってあげる」と宣言した。(28日・インクワイアラー)