ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2012.9.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
国宝に指定を
イロイロ市のサン・アグスティン大学は、建築後73年の歴史をもつ学内のウルダネタホールを国宝か重要文化財に指定するよう国に求めている。同大のハロルド・レントリア副学長は国家歴史委員会か国立美術館から認定される可能性を示唆した。
1939年建設のウルダネタホールは、同大の中で第二次世界大戦の戦火を免れた唯一の建造物。同副学長は、ホール内に描かれた絵画が著名画家、ビクトリオ・エダデス(1895〜1985年)の作品ではないかと、サント・トマス大と共に調査中と明かした。
サン・アグスティン大は1904年、コレヒオ・デ・サン・アグスティンとして修道士らが創設、53年に西ビサヤ地域初の総合大学となった。(30日・ブレティン)