ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2012.9.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
失業率が心配
プリンター製造のレックスマーク・インターナショナル・フィリピン社は、2015年までにラプラプ市第2マクタン経済区の同社工場を閉鎖すると明らかにした。インクカートリッジ製造工場で、同社の全社的再編計画で閉鎖が決まった。従業員約1100人が失職する見通し。同社によると、従業員らは閉鎖通告を受け入れたという。
労働雇用省中部ビサヤ事務所のタンゴ所長は、工場閉鎖には1カ月前までに閉鎖や人員削減についての正式文書が必要だという。解雇に伴い、従業員には退職手当(勤続年数1年につき給与0・5カ月分)、未消化年休分賃金などが支給される。ラダサ・ラプラプ市長は、工場閉鎖で同市の失業率が上昇すると懸念を表明した。(31日・インクワイアラー)