ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2012.8.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
イカダ下り記念切手
ミンダナオ地方北部カガヤンデオロ市で、観光資源となっているイカダによる勇壮な川下りを宣伝しようと、市当局はこのほど、郵政公社の協力を得て、記念切手を全国で発売した。
縦4センチ、横3センチの9ペソ切手で、販売枚数は10万2百枚に限定した。水しぶきを上げてカガヤンデオロ川を下るイカダを切手の下方に配し、その上に「究極の冒険」の説明文がある。
ミンダナオ地方北部の山岳団体のメンバーが1980年代に仲間うちの趣味として始めた川下りが観光客の人気になった。ところが、昨年12月、台風センドンでカガヤンデオロ川が氾らんし、今年1〜3月期の市への観光客数は昨年同期比で約14%減り、10万846人となった。(21日、ビジネスワールド)