ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2012.8.27|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コプラ2年ぶり安値
フィリピン・ココナツ庁によると、東ビサヤ地方のコプラ(ココナツ乾燥果実)価格が今週、2年余りぶりの安値を付けた。
ココナツ庁地域責任者の話では、コプラ価格は年初の1キロ当たり36・20ペソからじりじりと値を下げ、6月に24・24ペソを付けた後、7月には23・88ペソ、今週は21・00ペソの安値となった。これは2010年3月以来の最安値で、2011年2月に記録した最高値56・89ペソと比べると、3分の1近くまで下げた。
東ビサヤ地方のココナツ油の出荷量も落ち込み、今年1〜7月は昨年同期の8万6958トンから、2万8700トンに急落した。東ビサヤ地方の人口の8割がココナツ産業に依存している。(24日、ビジネスワールド)