ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2012.8.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
タケの増産目指す
フィリピンの「タケ産業開発委員会」は9月、ビサヤ地方東ネグロス州のドゥマゲテ市で、気候変動による被害を緩和する方策の一つとして、タケとタケ製品の増産について話し合う業界関係者と専門家のフォーラムを開く。
貿易産業省によると、東ネグロス州のタケ産業育成に向けた大統領令189号がすでに出ており、これに沿って、同省は支援策を講じる。大統領令189号は教育省に対し、全国の小学校、高校の机や椅子の少なくとも20%をタケ製にするよう指示している。
9月のフォーラムでは、タケ産業の現状と振興策について意見を交わす。具体的には、資源調査とタケ増産、タケ製品の製造技術の向上などが話し合われる。(12日、ブレティン)