ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2012.7.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スペイン語授業を拡大
ミンダナオ地方の4地域で、この6月の新学年から公立高校13校が新たにスペイン語の授業を始めたことが明らかになった。旧植民地宗主国スペインのソフィア王妃は同月、フィリピンを訪問した際、フィリピン語、英語に次ぐ第3言語として、スペイン語教育を拡大するよう呼び掛けていた。
ミンダナオ地方では2009年から、スペイン大使館とスペイン政府の文化宣伝機関「セルバンテス研究所マニラ」の協力を得て、サンボアンガ市にあるドン・パブロ・ロレンソ記念国立高校など公立高校6校でスペイン語の試験授業が始まった。
今年度から初等・中等教育12年制が導入されたのを機に、その基本教育計画の一環として、13校がスペイン語教育を開始した。(28日、ブレティン)