ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2012.7.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ジンベイザメが負傷
ビサヤ地方セブ市南方のオスロブ町沖の海中でこのほど、頭に切り傷を負ったジンベイザメが見つかった。観光客に人気の「ファーミン」で、インターネット上でその映像が紹介され、ジンベイザメ・ウオッチング観光のあり方に対し、批判の声が上がっている。
現地の海洋生物学者らによると、負傷したファーミンが発見されたのは、6月20日。頭部11カ所に深い切り傷を負っていた。1カ所の傷は左目を横切っていた。目自体の負傷程度は分からないという。
観光客を乗せた漁船の漁師らがジンベイザメを間近に見せようと、海にえさをまいており、その際、回転するスクリューに触れたとみられる。海洋生物学者らはえさをやるのを控えるよう呼び掛けている。(28日、インクワイアラー)