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　下院のサラザール副議長が来年５月に実施されるミンダナオ地方サンボアンガ市長選に出馬する意向を表明した。最終３期目を務めているロブレガット現市長から出馬要請を受けて、決断した。

　出身母体「民主の戦い」（ＬＤＰ）が意に沿わないファビアン下院議員＝サンボアンガ市＝を市長候補に選んだため、現市長はサラザール副議長に出馬するよう説得していた。同市長選には、ハロスホス元下院議員＝北サンボアンガ州＝も出馬を表明しており、三つどもえの戦いになる。

　サラザール副議長支持派は、同副議長の出馬表明を歓迎しており「ファビアン、ハロスホス両候補に対し、大勝利するだろう」と述べた。サンボアンガ市では過去20年近く、ロブレガット家が市政を牛耳ってきた。（28日、タイムズ）