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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 320字|2012.7.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

デング熱感染が急増

 ビサヤ地方で今年上半期(1〜6月)、デング熱の発生件数が急増した。イロイロ州保険局によると、同州では、年初から6月16日までに、昨年同期比279%増の629件が発生し、12人が死亡した。とりわけ、発生が多かったのはパビア町の73件(3人死亡)とドゥマンガス町の68件(2人死亡)だった。

 イロイロ州では2010年、6500件のデング熱が発生し、非常事態が宣言されている。

 ビサヤ地方中部地域でもデング熱の発生件数が増えており、公式発表によると、年初から6月9日までに、前年同期比36・9%増の2985件で、21人が死亡した。セブ市の発生件数が最も多く、前年同期の747件から1388件に増え、9人が死亡した。(27日、ブレティン)

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