ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2012.3.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
監視カメラの増設を
爆弾やオートバイを使った殺人事件の急増を受けて、ミンダナオ地方では監視カメラの増設を求める動きが出始めた。事件はコタバト、マギンダナオ、スルタンクダラット、南コタバト各州の市町村に及んでおり、国家警察統合作戦本部のキュウ警視捕は、「住民に不安が広がっており、自治体が率先して監視カメラを増設して欲しい」と話す。
イスラム教徒自治区(ARMM)のハタマン知事代理は、自治区内の治安対策強化と監視カメラ50台の緊急増設を指示した。ARMMでは、予定されている知事選挙への対応も兼ねているようだ。自身も2回にわたり爆弾攻撃に遭ったマギンダナオ州のマグダダトゥ知事も州内の36全町に監視カメラを設置するよう要請するという。(12日、インクワイアラー)