ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2012.2.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
デマ情報流すな
バコロド市のナバラ司教は8日、地震や津波の発生が近いといったデマ情報を携帯電話の文字メールで流さないよう訴えた。
一方、カトリック司教協議会(CBCP)議長のパルマ・セブ大司教は、神や自然ではなく、人間の過ちがネグロス島を襲ったような壊滅的地震をもたらすのだと力説した。同大司教は教会系放送で、「何か起きると人は常に自然や神のせいにするが、神はそのような存在ではない。われわれの方が過ちに慎重であるべきなのだ」と述べた。
ナバラ司教は携帯電話利用者に対して文字メール送信にもっと責任をもって当たるよう勧告、ネグロスの住民たちに恐怖をまき散らすような地震や津波のデマ情報を流さないよう、くぎを刺した。(9日・スター)