ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2012.2.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
寛大な復帰支援金
セブ州のガルシア知事は31日、セブ州で投降する反政府武装組織離脱者に門戸を開いていると述べた。先週、東ダバオ州マティ町から武装組織リーダーの男性がセブ市の社会復帰プログラムに基づく財政補助3万ペソを受け取った。男性は親族の説得で武装組織から離脱したが、生命の危険があるため、逃げてきた。
ガルシア知事によると、同州が2007年に武装勢力からの離脱者に社会復帰援助プログラムを実施して以来、少なくとも90人が恩恵を受けた。軍はすでに同州に反政府武装勢力フリー宣言を出している。
掃討作戦を展開する国軍第178歩兵大隊のメンピン隊長は、「セブ州の取った措置は知事の寛大な心に負うもの」と述べた。(1日・スター)