ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2012.2.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マンゴーでスキンケア
ガンダン・カリカサン社はこのほど、セブに本拠を置く非政府組織(NGO)の協力で、マンゴーのごみとなる皮や種を特殊処理した上、保湿剤などのためのマンゴーバターを製造する計画を明らかにした。同社は素材確保のため、現在、セブ大学や地域開発戦略的パートナーシップ計画組織と具体策を協議中。
「マンゴー油脂はヒマワリ油脂より高価な一級品と考えられている」と同社のメロトウイルク社長は述べた。マンゴーは皮膚の保湿剤として極めて優秀素材で、世界的に需要が高まっているという。抽出物質が同社の製品、ローションや保湿化粧品、ヘアコンディショナーなどに利用できるとしている。すでにセブ大がマンゴーバターの製造技術を開発している。(31日・ブレティン)