ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.12.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
南米へ12年ぶり使節
セブ州のガルシア知事を団長とする通商使節が、比からは12年ぶりに南米3カ国を訪問した。セブ商工会議所(CCCI)のメンバーら26人で、2週間にわたり、ブラジル、アルゼンチン、チリを訪ね、相互の通商拡大を協議した。
比使節団の南米訪問は、エストラダ元大統領を団長とする使節団以来で、同知事は「セブの売り込みに成功した」と話している。3国からは2012年中にも使節団がセブ州などを訪問する。
特に欧米やアジア諸国との自由貿易協定(FTA)締結など、門戸開放政策を打ち出したチリが関係強化に熱心で、チリ商工会議所(CNC)が全面支援を申し出たほか、セブ州とチリのバルパライソ州間で姉妹自治体協定が調印されたという。(6、8日、ブレティン)