ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.9.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
最大モール開店へ
国内小売業界最大手のシューマート(SM)は、ミンダナオ地方ジェネラルサントス市内に、同地方では最大となるモールを来年初めにも開店する。地元業界は、15万平方メートル、従業員8千人の巨大モールの進出に戦々恐々だが、SMプライムホールディングス社のシィ社長は「地元を活性化するのに役立つ」と話している。アントニオ市長もSM進出により周辺地域も含めての経済の後押しになると大歓迎である。
同市内では反政府武装勢力によるとみられる爆弾事件が時折起きるが、同社長は「和平合意を待っていられない」と、強気の構え。SMは同地方ではダバオ市とカガヤン・デ・オロ市に出店しており、サンボアンガ、ブタン両市にも開店を検討中という。(20日、ビジネスミラー)