ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 329字|2011.8.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
銃規制反対を表明
国家警察が、ビサヤ地方8町で自宅以外での銃器携帯を禁止した問題で、全国副市長会(VMLP)と、全国バランガイ有志会(LNB)が、反対を表明した。この措置は6月15日から来年1月半ばまでで、地域の安全を確保するのが理由。これに対しVMLPは、国警が事前に当該自治体などに何らの告知なしに実施した措置は、1987年憲法で定めた順法条項に違反する恐れがあるとしている。
また、ディフェンサー・イロイロ州知事は内務自治省に禁止措置の撤廃を申し入れた。バラサン、サン・ディオシオ、サラなど銃携帯を禁止された8町は先に、今年1〜6月の同地域での犯罪発生件数が前年度同期比で減少していることなどを挙げて、措置撤廃を求めていた。(9日、インクワイアラー)