ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.8.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
農業開発に比人4万人
マレーシアの連邦土地開発庁(FELDA)は、農業拡大計画の一環として、少なくと4万人の比人海外就労者(OFW)を雇用する予定といわれる。イスラム教徒自治区(ARMM)のナギブ・シナリンボ氏が明らかにしたところによると、同氏を団長とし計8人から成るARMM貿易代表団が7月末に6日間にわたりマレーシアを訪問した際、FELDA側から打診があった。
それによると、FELDAの傘下にある公社は、88万ヘクタールに及ぶ土地を所有し、その大半でアブラヤシや、ゴム、砂糖キビなど高付加価値作物を栽培している。このうち約半分の土地には現在11万家族ほどが入植している。ARMMでは、こうした入植地で働く希望者を募集する予定。 (9日、ビジネスミラー)