ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2011.7.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
銃規制めぐり対立
ビサヤ地方イロイロ州で銃規制をめぐり、国家警察と州知事が対立している。国警西ビサヤ地域本部では、同州北方のサラ、エスタンシア、コンセプションなど8町で、7月初めから来年1月半ばまで、住民が戸外で銃器を携帯することを禁止する規制を始めた。この地域での犯罪多発がその理由。
これに対しディフェンソア同州知事が、銃規制には疑問があるとかみついた。同知事は規制が実施されている各町は犯罪多発地域ではなく、今年4〜6月の犯罪発生件数をみると前年比で4割ほど減っていると主張する。
ケレロ同地域本部長は、「この地域の平穏と安全のためには規制が必要。国警長官の了承も得ている」と反論している。(11日、インクワイアラー)