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7月18日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 579字|2011.7.18|社会 (society)|ハロハロ ]

 毎年、異常気象だの猛暑だのと口にしてきたような気がするが、今年は梅雨が明けぬうちから猛烈な暑さ。6月、全国で熱中症により搬送された急患が前年の3倍というから記録的である。後期高齢者の身としては用心しなければならない。節電の呼びかけはさておいて朝早くからエアコンをつけっぱなし。関東地方は、近年にない猛暑だった昨年より8日も早い9日、梅雨が明けたが、当日、館林で37度を記録するなど各地で猛暑日となった。

 歯の治療で週に1回は東京へ出かけているが、電車の中で扇子やうちわを使う姿が例年になく多い。そういえばどこへ行ってもギンギンに冷えている場所などないかも。節電徹底実行は結構だが、不快指数は上昇するばかり。暑い最中の外出はおっくう。日中、プールに行って水に浸かるかデッキチェアで昼寝をして過ごすのが最高だ。

 節電と関係あるのかどうか、今年はやけに若い女性のショートパンツ姿が目につく。繁華街で素足のショートパンツ、フィリピンに居るのかと錯覚するほどだ。でもさすがは日本女性、足元でちょっとしたおしゃれをしている。ショートパンツはタイでも大流行だそうで、こちらは韓国の女性アイドルグループの影響が大きいという。節電対策かファッションか。どっちにしろ傍目からすれば涼感を呼んで好ましい。今からこの炎暑。暦が8月を迎えたらどうなるのか。(紀)

ハロハロ