ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2011.7.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
BPO分野に強い関心
東南アジア諸国連合(ASEAN)と、豪・ニュージーランド間で自由貿易協定が締結されたのを受けて、豪製品売り込みを兼ねセブ市を訪れたロッド・スミス駐比豪大使が地元メディアと会見した。この席で同大使は、特に比のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)分野への豪企業の関心が高く、セブ市などの地元企業との提携を具体的に検討しているところが増えている、と明らかにした。
また同大使は、比の電話中継センターを「世界一」と持ち上げ、提携先として「成長を続けるセブ市は有望」とも話した。
ASEAN諸国と豪との間の貿易高は総額900億ドルに上るが、このうち比は25億ドル程度にとどまっている。(5日、ブレティン)