ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2011.7.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
身代わり死の親族に保険
香港の横断歩道で通学途中の女児を守ろうとして死亡した比人海外就労者(OFW)女性の親族に、計1万5千ドルの保険金が下りることになり、小切手が手渡された。この女性はミンダナオ地方サンボアンガ市出身の家事手伝いジュアンティア・リンバゴさんで、6月11日、就業先の家庭の女児を学校へ送る途中、観光バスにはねられ死亡した。女児は無事だった。
海外就労者支援局(OWWA)サンボアンガ事務所の担当者によると、この女性の遺族である夫のエドウィン・リンバゴさんと、3歳になる息子に各7500ドルの小切手が手渡された。ただし、息子分は18歳になるまで信託財産の形になるという。OFWは不測の事態に備えるため、保険加入が義務づけられている。(5日、ブレティン)