ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2011.7.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
職場での授乳を支援
ビサヤ地方マンダウエ市の商工会議所は、推定10万人といわれる同市の働く女性を支援するため、職場に授乳所を設置する計画に協力することになった。
同市当局や厚生省地方事務所などとの実施要綱調印に臨んだ同会議所会頭は、「授乳所の設置は働く女性や家族だけのためだけでなく、新たな労働力を増やし、職場の士気にもつながる」と、その意義を強調する。それとともに、「低経費で効果が大」とも付け加えた。
同市保健衛生担当のセノ女史によると、比は児童死亡の9割以上が5歳以下の幼児とされる世界42カ国の中に入る。しかも、世界保健機関(WHO)の推定では、その19%が不適切な授乳により死亡するとも言われる。(4日、ビジネスワールド)