ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2011.6.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
発電所建設を承認
ダバオ市議会は7日、300メガワットの火力発電所を同市トリル地区のビヌガオに建設する計画を圧倒的賛成多数で可決した。建設主体はアボイティス電力会社。市議会をリードしたロドリゴ・ドゥテルテ副市長は石炭による火力発電所建設がミンダナオ地方の電力不足解消に貢献するだろうと述べた。
同地方は昨年、電力不足が深刻化した。ブキドノン州のプラン川と北ラナオ州ラナオ湖の水位低下で、主要水力発電所が十分稼働できなくなったためだ。
建設に賛成投票をした市議らはダバオ市を中心に成長、発展を続ける同地方の電力需要増大見込みを指摘した。建設に当たって、アボイティス電力は環境対策にも配慮すべきと強調した。(9日・スター)